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2019年10月21日月曜日

MAiX BITを購入してSampleを動かした記録

勉強会でMAiX BITを見かけて面白そうだったのでAliでポチって動かした記録

ことはじめ

MAiX BITとは、K210というM5Stick-Vと同じKPU(Knowldge Processing UnitというNNアクセラレータ)が乗っている、これだけでTensorFlowの機会学習モデルが動くすごいやつで、カメラとLCD付きで超低価格。
Aliだと3000円を切っていた。
なお、読み方はマックスビットらしい。アイは口にしてはいけない。


面白そうだったので購入してみたが、なかなか動くまで苦労したのでその記録。

Windows環境だったので使い方は下記などを参考にさせて頂いた。
https://qiita.com/tomitomi3/items/d1b675957238f9b7f965

SDKは公式から入手
https://wiki.sipeed.com/en/maix/board/bit.html

FWと学習データ書き込みツールはK-FLASHを使用。

戸惑ったったところは3つ

・1つ目は、SDKのダウンロード。
最新版v0.2.4は、そのフォルダ名ではなく「_」の下にある
http://dl.sipeed.com/MAIX/MaixPy/ide/_/v0.2.4
で、右クリックで保存しても壊れたファイルになるので、ちゃんとクリックして表示された文字列を入力しないとだめ。

・2つ目はUSBドライバ
USBドライバが古いやつはCH340で、新しいやつはCH552だと公式に書かれていた。
私のはどうやらCH552。ぐぐるとCH552がかなり特殊な感じだして戸惑ったが、
結局これ用にドライバを入れることなく、普通にWindowsは認識した。COMポート2つ。
なんで2つかわからないが一方を115200指定で通信できることを確認。

・3つ目はK-FLASH
FWと学習データの書き込みツールだが、初期表示はBaudRateが2000000になっている。
で、これで書き込むと失敗した。115200にすると時間はかかるが書き込みOK
あと、実機の書き込み時は、実機のbootボタンを押しっぱなしにして起動する必要がある。書き込み完了するまで押しっぱなしで書き込みできた。


無事、起動してサンプルプログラムを書き込み、顔認証できた。















丸裸なので、3Dプリンタでケースを出力。データはThingiverseでいい感じのを入手。
http://www.thingiverse.com/